音の壁レター Vol.10
MUSEからマッシヴ・アタックまで
どうも、ねじまきです。
音楽に関するトピックをお届けする「音の壁レター」 の配信です。
まずは5月~7月前半の音楽ニュース的なものを軽く振り返ろうかなと。
印象に残ったニュース
・MUSEはなぜ宇宙へ向かうのか マシュー・ベラミーが語る孤独、AI、再生
そこには孤独、人間以外の知性、人間の探求、そしてひとりではいたくないという欲望が描かれている。精神的な意味でも、宇宙的な意味でもね。僕らは孤独を感じないために愛を求める。でも種としての人類は、宇宙の中で自分たちだけではないと知りたがっている。わかるかな。
そして、潜在意識と未知の宇宙とのつながりがとても面白いと思う。このアルバムはその領域を探っている。足場を失うこと、人間関係、メンタルヘルスをめぐるさまざまな闘い、干渉、より高次の知性の存在。問いは、僕らに影響を与えている何か別のものがあるのか、ということなんだ。
新作、1曲目の「Dark Forest」から素晴らしくて、
全盛期にも劣らないアルバムだった。
・マッシヴ・アタックはなぜ偉大なのか? スローモーションの美学、真摯な政治性、耐え難い世界への告発
ときは1991年、ザ・ストーン・ローゼズが太陽を謳い、プライマル・スクリームもまた眩い愛を歌い、ザ・KLFも愛の祝砲を上げ、英国音楽にはまだ十分にセカンド・サマー・オブ・ラヴの余韻が漂っていた頃、マッシヴ・アタックの「Daydreaming」は、夜であり、寒々しさであり、カオスの白昼夢だった。このスローモーションの世界──すなわちテンポの遅さもまた、1991年というハイな季節においては反時代的だった。ことクラブ・ミュージックの世界では大いなる嫌悪を招いてもおかしくなかったが、実際はその真逆だった。日本では、ほとんどのDJやクラブ系のリスナーが真っ先にこの曲に反応したのである。
下世話なことを言えば、『Protection』の成功のあと、レコード会社からはさらにポップな作風を期待されたかと思うが、マッシヴ・アタックはまったく正反対の、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのサンプリングをもって、いままで以上にダークサイドを極める道を選んだのである。
フジロックまで見に行ける人羨ましいな。
「さくらももこさんが作詞した『おどるポンポコリン』の〈ピーヒャラピーヒャラ/パッパパラパ〉って言葉の脱構築だと思うんです。宮沢賢治のオノマトペもそうですけど、言葉を音として扱うクリエイティビティというか。私は最近の曲でも『Electricity』で〈エ・エ・エ・エ〉って母音をひたすら伸ばしたり、言葉の分解はこれまでも割と自然にしてきたんですけど、今回改めて言葉って何だろうと考えました」
「今までちゃんと聴いてこなかったんですけど、なんとなく浮かんできてドゥーワップを色々聴きました。〈シュ・ビ・ドゥ・ビ〉とか、『えっ、ふざけてるの?』って思うじゃないですか(笑)。でもそこには、哀愁だったり何かしらのが込められているんですよね。そのありかたって自由じゃないですか、歌として。『パッパパラダイス』は“自由であってほしい”というメッセージの歌なので、歌自体も自由じゃなきゃいけなかったんです」
甲本ヒロトとのコラボはびっくりした。
・ミュージカルはいかにしてモチーフを物語に活用するのか?(English)
『ウィキッド』をテーマに、ミュージカルのモチーフを図説してくれるサイト。
ねじまきが書いたあれこれ
音楽系記事の振り返り。
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